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開発工建トピックス

甲状腺がんになったビオラ奏者、「私が被爆者だからですか」と医師に問う母に衝撃受け

広島市で開かれる先進7か国首脳会議(G7サミット)最終日の21日、長崎で被爆した母を持つ広島市のビオラ奏者沖西慶子さん(57)が、同市でコンサートを開く。「計21万の命が奪われた二つの被爆地のことを世界中の人に知ってほしい」。広島、長崎の両方を知る被爆2世として、平和への祈りを込めた音色を響かせるつもりだ。(美根京子)

沖西さんは、父の転勤で幼稚園から小学5年まで長崎市で暮らし、大学進学で広島市に転居した。ビオラ奏者として活動していた2008年、甲状腺がんが判明。その際、病院に付き添ってくれた母の素子さん(88)が、医師に「私が被爆者だからですか」と問いただしたことに衝撃を受けた。

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